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ジェームズ・ジャック / James Jack
この作品は、地球に対してより親密な視点を抱き、富士山周囲にある河川の流れとその場から始まった大地と水と潮の変化を反映しています。地球の発する様々な声に耳を傾ける時、そこで起こった侵食、汚染、地球温暖化などをその土地から浮かび上がらせるでしょう。この作品によって、静岡とハワイの関係性を映し出す社会空間が作り出されます。
それらの場所は、二つの場なのか、一つなのか。
ここかそこ。
これかあれ。
自然か人工。
あなたか私。
おそらく、私たちが愛するふたつの山はひとつである。
こことそこ
これとあれ
自然と人工
あなたと私
私が富士市に滞在して住民とともに作りあげるこの新しいサイトスペシフィックなインスタレーションは、“ここ”と“そこ”の両方を癒すために地球のこころを覗きこむ空間を開くのです。
2018 イェール・シンガポール国立大学 助教授
2016 九州大学ソーシャルアートラボ 特別研究員
2015 東京藝術大学 美術学部 油画専攻 博士卒業
2011 ハワイ大学大学院 美術美術史学部(ホノルル)修士卒業
2008 スタンフォード大学 日本研究センター(横浜)修了
主な個展
2020 「COMMASPACE」シンガポール
2018 ホノルル美術館、ハワイ
2016 「TMT ART PROJECTS」福岡
2012 SATOSHI KOYAMA GALLERY、東京
2008/2006/2003 TAMAギャラリー、ニューヨーク
2007 Beppu-Wiardaギャラリー、アメリカ
2005 ポートランドアートセンター、アメリカ
主なグループ展
2020 ハワイ大学ギャラリー・ドンキーミールアートセンター、ハワイ
2017 Centre for Contemporary Art、シンガポール
2016 福岡県立美術館、福岡
2013/2016 「瀬戸内国際芸術祭」
2013 Institute of Contemporary Arts、シンガポール
2013 「釜山ビエンナーレ」韓国
2009 「越後妻有アートトリエンナーレ」新潟
2004 「アジアアメリカアーツセンター」、ニューヨーク
主なレジデンス
2020 Balay Ni Tana Dicang、シライ・フィリピン
2015 Centre for Contemporary Art、シンガポール
2011 Orvis AIRホノルル美術館、ハワイ
2011 小豆島AIRプロジェクト、瀬戸内
2009 ク・アートセンター、北京・中国